2013年5月6日

【先輩、質問があります!‥‥‥そんなとき、何と切り出す?】

先輩に質問したいけど‥‥‥
でも先輩たちはみんな忙しそう‥‥‥
しかし、質問しなきゃ頼まれた仕事が進まない‥‥‥

日本語を使って働いているみなさん&日系企業をめざしているみなさん、
さぁ、そんなとき、まず何と言いますか?

(今回も懲りずに、文字でシンキングタイムを表現する私)
チッチッチッチッチッチッチッチッ..................


 「すみません。先輩、質問があります。」

「質問があります」と用件を先に言う。 いいですねぇ。
もう少し具体的に

 「すみません。先輩、△△のことで質問があります。」

と言うともっといいですね。

さて次です。
次の台詞はどうですか?


(さらに懲りずに、文字でシンキングタイムを表現する私)
チッチッチッチッチッチッチッチッ..................


 「次は質問の内容を話します。」

と思った人!

この「質問があります」の次の台詞がけっこう重要なんです。

外国人、日本人社員を問わず、誰でも、
自分が切羽詰まっているときは、ついつい自分の話をすぐに始めてしまいがちです。
焦ってますもんね。気持ちはよくわかります。
でも、いくら焦ってても、
先輩がどんなに暇そうに見えても(←センパイ、ゴメンナサイ)、

 「今、よろしいでしょうか。」

と先輩の都合を聞いてみてください。

すると、先輩が、

 「今はちょっとねー。あとでもいい?」 とか
 「いいですよ。何?」 とか
 「いいけど、5分ね」 

というように、先輩の都合を教えてくれると思います。

自分の用件を話し始める前に、相手の都合を聞くというのは、
相手への思いやりが感じられていいですよね。

もちろん、先輩や上司だけでなく、後輩や同僚にも
 「今、ちょっといい?」
と声をかけて相手を思いやりたいですね。


「なんでそんな小さなこと気にするの?」と思うかもしれませんが、
将来、あなたが質問を受ける立場になったとき、
「今、よろしいでしょうか」の重要性が必ずわかると思います。

これは、日本語に限ったことではありません。
どの言語でも同じです。
「相手の都合を聞く」というのは、グローバルマナーの一つかもしれませんね。


台湾YUMA Azumi