2013年7月2日

【季節のご挨拶 〜暑中見舞い〜】

久しぶりの投稿になってしまいました。

さて、日本のビジネスレターは、季節のご挨拶で始まることはみなさんご存知ですよね?
今の時期ですと

 「拝啓
  初夏の候、貴社におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」

とか

 「拝啓
  向暑のみぎり、貴社いよいよご発展のこととお慶び申し上げます」

など、暑さにまつわる季節の言葉が使われます。

こういった「拝啓 〜の候」は、
 ・資料送付のときのカバーレター
 ・FAXのカバーシート(宛名など書いてある紙)
 ・初めてお客様にビジネスメールを送るときの書き出し
に使われます。
普段の仕事のやり取りメールではあまり書かれません。


でも、たまには、普段の仕事のメールでも「いつもお世話になっております」以外の言葉を添えてみたい!と思う事ありませんか。
特に、こういう暑いときは、暑い中お仕事していることをお互いにねぎらうコミュニケーションとしても、季節の言葉をさらっと付け加えたくなりますよね。

今回ご紹介するのは(なぜかテレビショッピング調)

 「暑中お見舞い申し上げます」

同じ相手に毎度メールを送るたびに使っていては、「お見舞い」の気持ちが薄れます(たぶん)のでご注意ください。

そして、もっとも大事な注意点は、

この「暑中お見舞い申し上げます」は、

 期間限定なんです!!!!


開始は、梅雨明けしたらOKです。
私の個人的な目安もご紹介しますね。でも、あくまでの私の目安ですのでご注意を。
夏っぽい天気が続くようになり、街の定食屋さんとかで「冷やし中華始めました」のお知らせが出始めたころ、私は思い出したように「暑中見舞い」の準備を始めます。

そうそう、終了時期が重要ですよ。
終わりは、「立秋」の前です(2013年の場合は、8月7日だそうです)。
立秋を越えると暦の上では「秋」になりますから、「残暑見舞い」を出します。


「しかし、唐突にこのメールを送るのは変じゃないか?」と思っているみなさん、
ジャパニーズビジネスマンは、こんなとき、使っています。

 ・ 久しく連絡をとっていないお客様に、季節のご挨拶として
 ・ 会社/個人の夏期休暇のご連絡として


サンプルはたくさんネット上で見る事ができると思いますので、
自分なりに少しアレンジして(文法の間違いや失礼がないように気をつけて!)
チャレンジしてみてはいかがでしょう。
最後は、
「暑さ厳しきおり、体調崩されませんようご自愛ください。」
など、健康を気遣う一文をお忘なきよう。



私が住んでいる台北は、もうすっかり夏です。
夏のフルーツが最盛期を迎えています。特に6月下旬から8月上旬は、マンゴーやライチがとても美味しいですよ♬ 

今年も暑くなりそうですね。
暑さに負けないようにしっかり食べてしっかり寝てくださいね!


台湾YUMA Azumi

0 件のコメント:

コメントを投稿